日々病人ゲーマー

病人とゲームの雑記、たまにアニメ

身体の拡張体験と痛みの克服のためのゲーム

www.youtube.com

 

のっけからゲームの話ではないが、自分がこれまでの人生で一番影響を受けた蒼穹のファフナーYouTubeで期間限定配信されているので、10月はずっとファフナーを見ていた。内容を知っている人ならば分かると思うが、ファフナーは一気観をすると非常に痛いのだ。これも祝福なのか……

 

今回はYouTube配信ということでパソコンとニンテンドーSwitchをのYouTubeアプリを使ってファフナーを見ていた。ニンテンドーSwitchは寝転がりながらのゲームだけではなく、YouTubeも見れるので病人の味方ですよ。

 

もう年齢の半分が難病という履歴になってしまったが、やはりいつでも「どうして痛みが存在するのに自分は生きているのだろう」という考えが頭から離れないんですよ。まるで呪いかあるいは痛みの祝福なのか、そういったことを生真面目に考えながらも、痛みから逃げる先は常にゲームだった。

 

現実世界では難病なこともあり色々な制限プレイや縛りプレイな生活にうんざりしていた。しかしゲームの世界ではそういった制限や縛りはまるでなく、どこまでも身体を拡張していけるあの感覚はまるで夢のようであり、病人ならばハマるのは仕方ないよね……

 

ゲームの楽しみはこういった身体の拡張を疑似体験できるという点にあると思う一方で、痛みですらゲームでは体験可能なのではと最近感じ始めた。

 

死にゲーにおける痛みとその克服、シナリオゲーにおける痛みとその共感性の学び。ゲームは愉快な身体の拡張の楽しみである一方で、ゲームは人生という喜怒哀楽であるウェットな感情を味わえる楽しさもあるのだろう。

 

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そんなわけで初手から村が焼けるという痛みの体験をするメギド72をやれこれが言いたかっただけなのでは?

 

megido72.com

 

少し遅れたけどメギド72ゲーム大賞受賞おめでとうな! シナリオは喜怒哀楽色々なものがあり、たまに本当に痛いところを刺してくる本気さ、好きだよ。それに加えて戦略性のあるバトルは本当に楽しいし、毎回クオリティが高いBGM(たまにトンチキソング)もあるし、本当にこれが新規IPというのは本当凄いなと思う。

 

今年も年末に掛けて色々なゲームが出るし、死なないための希望としてまたハマっていくんだろうな……